2020年7月5日日曜日

【特別編】我が家のカイコが   「玉まゆ」に!

 ほんとほんとMLより。関西支部「ほんとほんとKANSAI 」メンバーの十倉裕加里さんからのお便りです。
2匹のカイコの「玉まゆ」♪

 我が家でかっているカイコに面白いことが起こったので、報告します。
 5月25日に、我が家で孵化したカイコが、6月17日から順々に繭を作り始めています。カイコを飼うのは今年で4回目。今回、初めてのことが起きました!「玉まゆ(2匹以上のカイコが共同して1個の繭を作ったもの)」を作り始めたのです。本に書いてあったと思い調べてみると『いのちのかんさつ4  かいこ』中山れいこ 著, アトリエモレリ 著, 赤井弘 監修(少年写真新聞社)にのっていました。
 もっと大きな玉まゆができるか?と実験してみることにします。上手くいくか?できた玉まゆを切ったらどうなっているか?楽しみです。
赤い四角で囲まれたところが「まゆ玉」♪
<つづき>
 2匹のかいこが作った玉まゆを、カッターで切って中をのぞいてみました。すると、写真のように2匹のかいこのサナギが、仲良く並んで眠っていました。
 3匹ではどうなるか実験は、まぶし(繭を作る場所)に3匹入れてみたら、ぎゅうぎゅうづめでかわいそうになりやめました。
左と中央が普通のまゆ、右が「まゆ玉」
中をのぞいてみました!

 私が「カイコ」を育てているのは、毎年、読み聞かせに使うからです。地元のお話の会にも所属していて、年間20回程小学校の授業45分に「おはなし配達」に行っています。
 絵本の読み聞かせ20分を科学絵本で届けています。「絵本+関連する絵本+実物+実演」を組み合わせ、こどもたちの興味を引き出し、参加型の読み聞かせにすることで主体的に聞けるようにしています。このようなことから、科学絵本の読み聞かせを実践している「ほんとほんと」の活動にとても興味を持ったのです。コロナが終息したあかつきには、本場の「よもあそ」を見にいきたいと思っています。

【特別編】我が家のカイコが   「玉まゆ」に!(つづき)

 関西支部「ほんとほんとKANSAI 」メンバーである十倉裕加里さんとのMLでのやりとりから(抜粋)
<餌について>
・餌はどうしてます?私は桑の葉のパウダーを練りワサビみたいにして用いました。
・『大研究かいこ図鑑』横山岳 監修(国土社)にのっている「人工エサ」という桑の葉を粉砕してボンレスハム状態にしたものを薄く切って与えていました。
・私もカイコは何回か育てました。我が家は、桑都と呼ばれる八王子市の絹ヶ丘という所にあり、桑の葉や桜の葉で飼育ができました。オオミズアオも何度か育てたので、まゆを比較したり、糸とりをして楽しみました。

<実験・工作の内容>
・繭から糸を取る実験や真綿づくりや繭ごとの染色をやりましたが、どういったことやってますか?
・内容は、詩を読む、すばなしを2つ語る、手遊び、絵本の読み聞かせです。「かいこ」では、うちわ、不織布、真綿、生糸作り、繭工作をやって楽しんでいます。
・「おシャーレせんい図鑑(きぬ)」は、いつ実施できることやらですね…。