2020年9月17日木曜日

溝の口おはなしの森

 【日時】2020年8月22日(土)15:00~17:00
【読んだ本】『イワシ むれでいきるさかな』福音館書店
      『クレムとカニさん』文化出版局

今日の作品 ♪
【内容】パークシティ溝の口 自治会所属団体「おはなしの森」の活動は今年で18年目。毎月一回のおはなし会「第200回目」を記念して、「ほんとほんと」とのコラボレーションによる特別おはなし会「チリメンモンスターをさがせ!」を開催する運びとなりました。
 おはなしの森の皆さんと自治会の皆さんの理解と協力により、コロナウイルス感染防止対策をしての開催でした。ワークとブックトークは「ほんとほんと」が、絵本は「おはなしの森」が担当しました。  
 「チリメンモンスター(チリモン )」を初めて知る人も多いため、ブックトークでは、チリメンジャコの中で見つかる海の生き物たちを紹介し、イワシの生態についての絵本を読みました。また、海からの宝物からプラスチック問題に話題を広げ、今年出版のものも含めた本の紹介をしました。
 相模湾の逗子海岸から届いたチリメンジャコ(湘南しらす直売所「大竹丸」さんからの特別提供)から、いちばんかっこいいイワシやお宝チリモンを見つけてもらい、大きな紙皿でチリモンアートを作ったり、キーホルダーに仕上げました。
 今回は、カタクチイワシの他に、サクラエビに似ているけれど長いひげがない オキアミがたくさんいました。エビ・カニの仲間の子供であるゾエアやメガロパ、駿河湾のチリモン ではあまりでてこないダンゴムシの仲間で形も似ている寄生虫のウオノエの仲間など、お宝がたくさん見つかりました!
  お土産のチリメンジャコで続きはお家で・・・レアアイテムの「タツノオトシゴ発見!」との報告がありました。
 上4枚の写真は、おはなしの森の大山さんの撮影です。

溝の口おはなしの森(つづき)

寄せられた感想文です♪

○ HKさん(小3)、SHちゃん(年少)のお母様より

 読み聞かせも、こんな理系な会になるなんて、なんだか新鮮でした。帰ってからも、お土産に頂いたちりめんを父親と一緒に必死になって探し夢中になっていました。どこへも出かけられない夏休み、貴重な体験の場を作っていただきありがとうございました。
 簡単ですが、大竹丸さんにカードおくりました^_^
 また楽しい事がありましたらお誘い下さい。よろしくお願いします。
○ YKさん(小2)、AKちゃん(年中)のお母様より
 昨日はとても楽しく、学びの多いイベントの主催を、ありがとうございました。おかげさまで、娘2人のみならず、私自身が思いのほかチリモン探しに熱中してしまいました。
 ご紹介されていた絵本の中で、プラスチックに関する本の多いことに驚きました。それだけ、海の問題に無関心でいてはならない状況であると感じました。海水浴にも行けない夏でしたが、昨日のイベントを通して、海の生物の面白さを味わい、その海の問題についての気づきもあったこと、大変有意義な時間でした。
 どうもありがとうございました。
○ KTちゃん(年中)のお母様より
 一昨日は、200回記念の回おめでとうございました。
 4歳でまだ早いかとも思いつつ、なかなかない機会と思い参加させていただきましたが、大変に充実した時間となり、またこうして事後にさまざまなお写真もお送りいただきありがとうございます。
 せっかくの先生方に質問等もできれば体験としてもより深まったのでしょうが、探究的な関心にはまだつながらなかったようで残念ながら、事前・事後にも絵本をみたりして、娘の中にもなにがしか残っていくようだと良いなと考えております。
 ご準備は大変だったことと思いますが、本当にありがとうございました。さまざまな出会いのあることがうれしく、今後とも機会をみて参加させていただきたいと存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。
○ SN君(小3)、HNさん(小1)、SN(年中)のお母様より
 土曜日は、本当にありがとうございました。何から何まで至れり尽くせりのお話会で、もったいないやら有り難いやら、素晴らしい機会をいただきましたことに感謝いたしております。
 我家では、夕食後に、いただいたチリメンジャコ3袋(!!)でパパと一緒に、またまたチリメンモンスター探しを楽しみました。長男は、妹や弟のキーホルダーのモンスターがどーしても羨ましいらしく、終いにはベソをかく始末…。おそらくこのままでは終われないので、またモンスター探しにチャレンジしてみたいと思います。
 海の生き物からマイクロプラスチックのお話しまで、キーホルダー作りに夢中になっている子たちが果たしてどこまで理解しているのだろうか?と思っておりましたが、プラスチックの話しのインパクトは大きかったようで、朝食に出したチリメンジャコを食べながら「これもプラスチックを食べているのかなぁ」と心配顔の子どもたちでした。ご紹介いただいた本のなかから何冊か読み聞かせをしてみようと思います。
 お話会の皆さま、ご指導くださった先生方、大竹丸さん(ハガキを送ります!)、お声掛けくださった大山先生、素晴らしい体験をありがとうございました。心より感謝申し上げます。
○ DT君(小1)のお母様より
 先日は大変お世話になりました。興味深いお話も聞けて、親子共々大変貴重な機会になりました。ご丁寧に写真まで送っていただきありがとうございました。
 タツノオトシゴに刺激を受けて我が家でもちりモン探しに再チャレンジしてみましたが、残念ながら大発見には至らず、大智はつまみ食いを満喫しました。
 本の方も、選んで下さるお陰で新たな楽しみにもなっています。いつもありがとうございます。
 今後ともよろしくお願いします。

○ SUちゃん(小3)とお母さん(小学校先生)より
 きのうはありがとうございました。かえってからも夢中でチリモンをさがして、タツノオトシゴをみつけて、おおはしゃぎでした!!
 また、素敵な企画おしえてください。


*** 「おはなしの森」のみんなの感想 ***

 コロナ禍の中で、それも、いままでやったことがないような科学絵本よみとワークショップを実現できたのは、(「ほんとほんと」の)高宮さんがきめこまかく、私たちの要望をきいてくださり、何回も打ち合わせしてくださり、そして、「ほんとほんんと」の会の皆さまのチームワークの良さ、そして、それぞれの方が専門家としてこどもたちに真摯に向き合って、おはなしをしてくださったおかげと、大変感謝しています。
 私たちも本を読むことで、一緒につくりあげていくこともでき、また、たくさんの本で学ばせていただくことができました。そして、なによりも、私たち自身が当日、とても楽しかったです。こどもも大人も、一緒になってチリモンさがしとキーホルダーづくりを楽しみ、海のこと、ブラスチックの汚染のことを知ることができました。記念すべき私達の200回記念ができてとてもうれしいです。
  今年はこれからも「科学絵本よみ」でおはなし会をやっていこうとおもいます。また、いろいろなアドヴァイスいただけたらなと思います。