2022年2月27日日曜日

ろくとほんとのワークショップ  「コップ1ぱいの水で実験!」

開催日時:2022年3月20日(日)

(1)13:00~13:45 

(2)14:15~15:00 

開催場所:多摩六都科学館科学学習室

対 象 : 4歳~大人(小3以下は保護者同伴)

参加者 : 各回12人

読んだ本:「しずくのぼうけん」 マリア・テルリコフスカさく ボフダン・ブテンコえ うちだりさこ やく 福音館書店

幼児から小学5年生までの参加でした。

最初はキッチンにある4つの白い粉の「さとう」「しお」「小麦粉」「かたくり粉」を溶けるかな?溶けないかな?

の実験で、身近にあるもので実験ができることを体験しました。

次はコップの中の水にこよりの片方をいれ、もう片方をコップの外側にたらして水がつたわってくる様子を観察。

クロマトフラワー作製中
だんだんこよりのコップの外側に出ている部分がぬれてくると参加者から口々に「ぬれた!」の声があがりました。

そのまま時間が経って、机に水がたれてくる様子も観察して、水が紙をつたわることを確認しました。

そしてこれらの性質を利用した実験をしました。

短冊に切ったペーパータオルを2枚を準備。1枚には水性ペンの黒、もう1枚には油性ペンの黒で横線を1本書いて、その線の下の部分をコップの中の水にしばらくつけておきます。吸い上がった水が黒い線を通過すると「青くなってきた!」と水性ペンの線からにじみ出てきた青い色におどろきの声が続出しました。

水性ペンと油性ペン
最後にこのペーパークロマトの実験を生かした作品作りにも挑戦しました。ひだをつけて花びらのように折ったろ紙に水性ペンで線を書いて、中心に水につけてインクを展開させたペーパークロマトフラワーを作りました。にじみでてくる色の様子を「きれい」と真剣な眼差しで観察をしていました。

最後に「しずくのぼうけん」の読み聞かせで今日の実験では体験できなかった水の性質を体験しました。

クロマトフラワー