2013年3月9日土曜日

「チョウ類の保全を考える集い」報告

2月16日(土)、17日(日)に、
品川区立総合区民会館きゅりあんにて
日本チョウ類保全協会主催の「チョウ類の保全を考える集い」が、
開催されました。
http://japan-inter.net/butterfly-conservation/
会場受付では、“ぴーちゃんS”がむかえてくれました。
初日の16日に、「ほんとほんと」メンバーから4名が参加し、
チョウの本や、「よもう!あそぼ!かがくの本」の活動などについて
ご紹介させていただきました。
チョウに関する本と実験や工作の紹介も交えながら、30分間の発表をしました。
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2月16日(土) プログラム
・岩手県におけるゴマシジミとチャマダラセセリの保全活動
 新井隆介氏(岩手県環境保健研究センター)
・長野県八ヶ岳におけるミヤマシロチョウの保全活動
 福田勝男氏(茅野ミヤマシロチョウの会) 
・ゲンゴロウ類の現状と保全    
 西原昇吾氏(東京大学)
・「ちょうちょのりりぃ」の読み聞かせと
 科学の本の読み聞かせの会「ほんとほんと」活動報告    
 中川律子ほか (科学の本の読み聞かせの会「ほんとほんと」)
・オオルリシジミの生態と保全 
 江田慧子氏 (信州大学山岳科学総合研究所)
・保全協会のプロジェクト報告
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「ほんとほんと」メンバー一同、
「日本チョウ類保全協会」の発表者の方々のご報告を
興味深く拝聴させていただき、大変勉強になりました。
協会のみなさまの「保全」への真摯な姿勢に敬服し、
蝶を育む自然と共生していくため「環境保全」
という考えにとても共感しました。

「ほんとほんと」の発表内容は、
シリアスな保全の話題が続く中では、
一味違う和やかな雰囲気で楽しんでいただけたようでした。
「ちょうちょのりりぃ」の作者の
江田慧子さんご本人の前での読み聞かせや
活動のご紹介ができたことにも、
感激と嬉しさでいっぱいの「ほんとほんと」メンバーです。
高宮さんの「ちょうちょのりりぃ」の読み聞かせに聞き入る参加者。
会場には作者の江田慧子さんの姿も!
多くの会員の方々に、科学の本を実際に手に取って見てもらい、
また、活動への励ましの言葉もたくさんいただきました。
「ほんとほんと」メンバーで持ち寄ったチョウに関する科学の本や紙芝居が、
約50点展示されました。
後日、「日本チョウ類保全協会」の会員さんから、
こんな素敵なメッセージもいただきました。

「自然愛好の少年、少女を増やすことも
 生物多様性保持を使命とする協会の重要な役割ですので、
 今後とも「ほんとほんと」の皆さんとのコラボが大切になる
 との認識が協会会員のあいだに広まったと思います。」

今回は大変貴重な体験をさせていただき、
協会のみなさまに深く感謝いたします。
どうもありがとうございました! (文責:さかさパンダ)

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