2025年11月3日月曜日

祖師ヶ谷大蔵の本屋さん「BOOKSHOP TRAVELLER」へ行ってみませんか

 BOOKSHOP TRAVELLERは、小田急線の祖師ヶ谷大蔵駅からすぐ、住宅地の本屋さんです。外から見ても楽しそう、入ればずらりと並ぶひと箱店主のセレクト棚が100個!

オーナーの和氣正幸さんが選ぶ新刊書店と数々のひと箱書店がクロスオーバーして、たのしいたのしい、買いたい本がたくさんです。2階では、展示やイベントも行われています。

ひと箱店主の出店条件は「店を一緒に作り上げる意識を持っていただくこと」。本と本屋を愛する「本屋」を共に作っていく仲間となり、同時にレンタル料は店の経営基盤のひとつとなります。ひと箱店主「みどりのほんや」さんは、新刊書店部門の絵本の選書もしています。さらに「みどり」から発展する主題の本や雑貨も販売し、イベントも企画します。

本だけでなく、人の交流も楽しい空間です。訪ねて見る、ひと箱店主になる、イベントに参加する、何より本を買うことで、出版文化や本屋を繋いでいくことも、読者の大事な役割ではないでしょうか。さあ、いってみましょう。

イベント案内

『ファラデーのつくった世界』実験ワークショップ
20251213日(土)13:00~14:30 15:30~17:00 2
詳細と申込はこちらから



 

たんとたんと2025報告

 科学の本を楽しむ人の交流会「たんとたんと2025」は、会員中心のウェブ開催でした。(2025920日実施)

ゲストに書店「BOOKSHOP TRAVELLER」のひと箱店主「みどりのほんや」さんを迎え、その本棚のこと、書店のしくみ、科学の本との接点、そして本屋に至った生き方やシンジョウ(心情/信条)などを話していただきました。

「みどりのほんや」さんは、BOOKSHOP TRAVELLERの新刊絵本の選書や仕入れ、展示やイベントをしています。昨年は、『ファラデーのつくった世界』(藤嶋昭・落合剛・濱田健吾/著、化学同人刊行)の実験教室やブックフェアも開催しました。

「みどりのほんや」さんがいう「科学はみんなのもの!そのために本が役立ったらうれしい」という言葉は、ほんとほんとの活動や考えにも響きあうもの、書店で開かれる実験教室や展示などともコラボしていけたらよいなと、希望をもつ機会となりました。