2024年7月9日火曜日

よもう!あそぼう!かがくの本   「虫ムシこんちゅう」

図書館員さんの手作りの虫たちにかこまれた展示本
【日時】2024年6月23日(日)10:30~11:30
【場所】東久留米市東部地域センター1階講習室(東部図書館)
【読んだ本】『むしたちのさくせん』宮武頼夫・文 得田之久・絵(福音館書店)
チョウに関するクイズ
【内容】まず、子どもたちに「〇〇むし」と聞いて思いつく生きものを発表してもらいました。「かぶとむし」「てんとうむし」「かめむし」…と、おなじみの昆虫の名前があがる中、「あおむし」「けむし」…、「でんでんむし」「まむし」も!
 もちろん、すべて「虫」です♪「鳥でも、獣でもない、『小さい生きもの』を昔から『虫』といっていた」ことを話しました。「蛙(かえる)」「蛇(へび)」など、漢字の偏(へん)の「虫」は、「虫」という意味であることにびっくり…。
昆虫作りに挑戦!
 「虫」の中で「『外骨格に節があり、頭部・胸部・腹部にわかれ、胸部に脚が6本ある虫』が『昆虫』」であると説明しました。昆虫である「チョウ」の完全変態の様子、成虫・幼虫それぞれの頃の食べものについて、クイズで考えました。
 昆虫の作り方は、今森光彦さんの切り紙の本(「切り紙昆虫館─ハサミで作ろう!」(童心社)、「わくわく切り紙昆虫館 ハサミでチョキチョキ」(童心社))を紹介し、本をコピーしてつくる方法を実演しました。それから、色画用紙と色鉛筆で、昆虫を作ることに挑戦しました。本で調べてチョウの模様をくわしく描いたり、茶色の色画用紙を丁寧に切ってカブトムシを作ったり…、たくさんの工夫をして、世界でたった一つの昆虫をつくりました!
 おみやげには、もっと昆虫作りに挑戦できるように色画用紙を渡しました。昆虫について詳しく書かれている本がよく借りられていたので、お家で、どんな素敵な昆虫をつくったのかなあ〜…と、スタッフ一同、想像しています♪
 図書館員さんが、今回のよもあそのために、参考作品として、たくさんの昆虫を切り紙でつくって、展示してくださいました!ありがとうございます♫
【次回】7月28日(日)10:30〜11:30
    東久留米市立中央図書館
    「せいでんき」

よもう!あそぼう!かがくの本  「お豆の図鑑を作ろう」

3種類のもやし(左)と成長過程の違う大豆(右)
【日時】2024年5月26日(日)10:30~11:30
【場所】東久留米市南部地域センター2階 講習室1・2 (ひばりが丘図書館)
【読んだ本】『だいず えだまめ まめもやし』 こうや すすむ 文 なかじま むつこ 絵(福音館書店)
【内容】まず、どんな豆を食べたことがあるのか聞きました。大豆やみつ豆のえんどう豆のような豆から、加工品のあんこまで意見がでてきたところで、「大豆・大豆もやし・枝豆」を見くらべました。成長の違いを見くらべることで、「もやしって豆から生えるんだ!」「枝豆も大豆なんだ」と声が上がりました。絵本『まめ(平山和子 福音館書店)』を見ながら、豆が植物の種であることを確認しました。次は、「もやし」の見くらべです。スーパーで見かける「緑豆もやし」と「黒豆(ブラックマッペ)もやし」だけでなく、グリーンピースが熟した「えんどう豆もやし」を観察しました。
実物でつくる豆図鑑(左)と作成過程(右)
 最後に、おシャーレな、実物で作るシャーレの豆図鑑をつくりました。大小様々、色とりどりの豆をボンドで貼り付けていく中で、白花豆には「大きいねー!」「こんなに大きい豆があるんだ」と驚きの声。まめの「へそ」の向きを揃えようというルールに従って、きっちり揃えて貼ってくれる子も。自分で完成させた豆図鑑を嬉しそうに持って帰ってくれました。
【次回】2024年6月23日(日)10:30~11:30
    東久留米市立東部地域センター講習室(東部図書館)
    「むしムシ昆虫」