2020年8月7日金曜日

【特別編】みのむし その1

  ほんとほんとMLより。関西支部「ほんとほんとKANSAI 」メンバーの十倉裕加里さんからのお便りです。

葉っぱについている
 今年もみのむしの赤ちゃん誕生のシーズンがやってきました。近所の水道屋さんの片隅に、2mくらいのナンテンの木があって、その木にはミノムシ(チャミノガ)が住みついていて、1年中ミノムシの観察ができます。
写真は、今年度のミノムシの赤ちゃんです。葉っぱの裏と表にくっついている三角の小さな物体が、赤ちゃんミノムシです。今日ようやく晴れたので、3匹捕まえてきました。ナンテンの木には、赤ちゃんミノムシがうじゃうじゃいました。大きさは3~4mmです。赤ちゃんの頃はみのを上にして逆立ち歩きをします。小さいけど、みのを背負って活発に動いていて、とてもかわいいです。
 毎年、6月末~7月初め頃にミノムシの赤ちゃんが生まれます。私は、それを2~3匹とってきてうちのベランダにあるミノムシ専用もみじの木に移して、翌年の5月~6月頃成虫(ミノガ)になって飛んでいくまで(オスしか飛ばない)飼育、観察しています。これで、ミノムシのお家作りの様子がばっちり見られるし、飼育して初めて気づいたり…新しい発見があって楽しいです。
 8月~9月に2~3cmに大きくなったミノムシを使ってのお家作り実験が、また面白いのです。やり方は・・・
1、ミノムシのみのの穴(上と下にある)からハサミを入れて、中のミノムシを傷つけないようにみのを切る。
2、みのからミノムシを取り出して、折り紙や毛糸を細かく切ったものを入れた箱に一晩入れておく。
3、翌日、折り紙や毛糸のみののお家が完成。上手くできない時には、少しお手伝いしなくてはなりませんが・・・。

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