2025年4月17日木曜日

よもう!あそぼう!かがくの本  「みずたまレンズ」

【日時】2025年3月16日(日) 10:30〜11:30
【場所】東久留米市立西部地域センター3階講習室
    (東久留米市立滝山図書館)
【読んだ本】『みずたまレンズ』今森光彦 さく(福音館書店)
【内容】「水玉を見たことがありますか?」ってたずねると、ほぼ全員の子どもたちが、「ある!」って、元気にさけんでくれました。
 次に「水玉を自分でつくったことは?」って、きいてみると、一瞬、静かになりました。「ある!」って、大きな声で答えてくれた子どももいましたが、わざわざつくる機会はないようです。そこで、みんなで、水玉づくりに挑戦しました!
水玉づくりに挑戦!
 みんな、とっても上手で!、ストローをつかったり、スポイトをつかったりして、『みずのやまもり』(大日本図書)に描かれているような、きれいな、丸い、水玉がつくれるようになりました。
 でも、すぐに水がしみ込んでしまう素材(布、紙、スポンジなど)では、水玉ができません。カイコ繭の上やバラの花びらには、ちょこんと、可愛く、小さな水玉をのせることができました。ヨーグルトのふたの上では、ちょっとゆすると、コロコロっと水玉がころがりました。同じ水玉でも、できたり、できなかったり、転がったり、くっついたり……、どうしてなのでしょう。
 絵本を使って、身の回りの製品には、生物から学んだ技術が使われていることを、お話しました。その後、自分でつくった水玉の1つを、よ~く観察してもらいました。
図書館スタッフさん
による実験♪
 水玉が、光を集めることに気づいてもらい、水玉が、レンズのように文字や絵を拡大してくれることも体験しました。
 最後に、図書館のスタッフさんが、ペットボトル(炭酸用)をたくさん用意してくださって、「空のペットボトルと、水で満たしたペットボトルとでは、見え方がどう変わるのか?」という実験をやってくれました。同じ絵でも、足が長く見えたり、顔の向きが変わったり……。自分たちの顔も、違って見えるので、親子で大盛り上がりのひとときになりました♫
 実験の後は『みずたまレンズ』の読み聞かせタイム。図書館のスタッフさんから、関連図書を紹介してもらいました。なんと、水玉つながりで、身体からでる水玉にちなんだ絵本も!……いったい、どんな、お話なんでしょう。
 本って、ホントにいいですね!どんどん知的好奇心が広がります。参加した子どもたちが、紹介した本をたくさん借りていってくれて、とても嬉しかったです♪
【次回】5月18日(日)10:30〜11:30
東久留米市南部地域センター(ひばりが丘図書館)にて
「おいしいお茶のかがく」

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