2025年5月25日日曜日

よもう!あそぼう!かがくの本  「おいしいお茶のかがく」

【日時】2025年5月18日(日)10:30〜11:30
【場所】東久留米市南部地域センター2階講習室(ひばりが丘図書館)
【読んだ本】『くらしのなかのちゃ』江村 芳子(童心社)
【内容】普段どんなお茶を飲んでいるかな?と子どもたちに聞いてみると、「麦茶!緑茶!抹茶!紅茶!…」といろいろなお茶をあげてくれました。「そのようなお茶が “飲み物になる前の姿” を見てみよう!」ということで、緑茶、紅茶、ほうじ茶、麦茶の4種類を観察しました。じっくり見たり触ったり、香りを嗅いだりして、どれがなんのお茶か当てることができました。
 では、茶葉はどのようにして飲み物になるのでしょう。ティーバッグで紅茶を淹れる体験をしました。熱いお湯ではすぐに濃く抽出できますが、常温の水ではゆっくり出てくる様子がわかりました。
 今度は、茶葉1枚にじっくり注目。ぴーんとまっすぐ、針のような手揉み茶に、保護者の方からも「これは何だろう!?」と声が上がりました。手揉みの茶葉にお湯を注ぐと…だんだん開いて、葉の形に戻っていきます。茶畑のチャの木に生えていた葉が、摘まれて揉まれて、お茶になるのですね!
 ワークの後は、『くらしのなかのちゃ』の読み聞かせ。ブックトークでは、お茶の他にも抽出で出来ているものとして、お出汁、コーヒー、薬、そして魔女がグツグツ煮込む鍋など、紹介してもらいました。途中まで読んでもらった本や関連図書を、子どもたちが借りていってくれました。
【次回】6月29日(日)10:30〜11:30
    東久留米市東部地域センター(東部図書館)にて
    「ゆらゆらバランス」

2025年4月21日月曜日

ろくとほんとのワークショップ  「和菓子の正体」

【日時】2025年3月23日日曜日 12:30~13:30 14:30~15:30
【場所】多摩六都科学館学習室
【読んだ本】「あずき」荒井真紀さく 福音館書店
【内容】実施当日に参加受付をして2回とも満席でした。

幼児から低学年、中学年と幅広い参加でした。
桜もちの材料表示を確認、桜もちの分解をして、何からできているかを調べました。

皮は、もち米とうるち米、上新粉と道明寺粉の団子の観察を、

中身は、小豆の観察を真剣に楽しそうに行ってくれました。
小豆の皮まで、剥いて観察をしていた参加者もいました。

特に小豆のさやとさやの中に小豆の並んでいる様子を初めて見た方たちも多くて、感心し、喜んで頂けました。
読み聞かせもブックトークも夢中になってききいっていました。

和菓子を夏休みの自由研究にしたとい熱心な質問もあり「大研究にするね!」といううれしい声もありました。

2025年4月17日木曜日

よもう!あそぼう!かがくの本  「みずたまレンズ」

【日時】2025年3月16日(日) 10:30〜11:30
【場所】東久留米市立西部地域センター3階講習室
    (東久留米市立滝山図書館)
【読んだ本】『みずたまレンズ』今森光彦 さく(福音館書店)
【内容】「水玉を見たことがありますか?」ってたずねると、ほぼ全員の子どもたちが、「ある!」って、元気にさけんでくれました。
 次に「水玉を自分でつくったことは?」って、きいてみると、一瞬、静かになりました。「ある!」って、大きな声で答えてくれた子どももいましたが、わざわざつくる機会はないようです。そこで、みんなで、水玉づくりに挑戦しました!
水玉づくりに挑戦!
 みんな、とっても上手で!、ストローをつかったり、スポイトをつかったりして、『みずのやまもり』(大日本図書)に描かれているような、きれいな、丸い、水玉がつくれるようになりました。
 でも、すぐに水がしみ込んでしまう素材(布、紙、スポンジなど)では、水玉ができません。カイコ繭の上やバラの花びらには、ちょこんと、可愛く、小さな水玉をのせることができました。ヨーグルトのふたの上では、ちょっとゆすると、コロコロっと水玉がころがりました。同じ水玉でも、できたり、できなかったり、転がったり、くっついたり……、どうしてなのでしょう。
 絵本を使って、身の回りの製品には、生物から学んだ技術が使われていることを、お話しました。その後、自分でつくった水玉の1つを、よ~く観察してもらいました。
図書館スタッフさん
による実験♪
 水玉が、光を集めることに気づいてもらい、水玉が、レンズのように文字や絵を拡大してくれることも体験しました。
 最後に、図書館のスタッフさんが、ペットボトル(炭酸用)をたくさん用意してくださって、「空のペットボトルと、水で満たしたペットボトルとでは、見え方がどう変わるのか?」という実験をやってくれました。同じ絵でも、足が長く見えたり、顔の向きが変わったり……。自分たちの顔も、違って見えるので、親子で大盛り上がりのひとときになりました♫
 実験の後は『みずたまレンズ』の読み聞かせタイム。図書館のスタッフさんから、関連図書を紹介してもらいました。なんと、水玉つながりで、身体からでる水玉にちなんだ絵本も!……いったい、どんな、お話なんでしょう。
 本って、ホントにいいですね!どんどん知的好奇心が広がります。参加した子どもたちが、紹介した本をたくさん借りていってくれて、とても嬉しかったです♪
【次回】5月18日(日)10:30〜11:30
東久留米市南部地域センター(ひばりが丘図書館)にて
「おいしいお茶のかがく」

2025年2月20日木曜日

綾瀬市立図書館おはなし会講座「科学絵本っておもしろい!(実践編)」

【日時】2月11日(火・祝日)10:00~11:30
【場所】綾瀬市立図書館(本館・学習室)
【読んだ本】『たねのさくせん』
           稲垣栄洋 ぶん いまきみち え (福音館書店)
      『ぽとんぽとんはなんのおと』
          神沢 利子 作  平山 英三  絵(福音館書店)
【内容】「タネ」と「音」をテーマに、40分のよもあそを実践しました。「タネ」では、虫メガネで実物を観察したり、タネの模型を落としたりして、タネの役割と色や形について考えてもらってから、まとめに本を読みました。「音」では、導入に本を読んでから、風船や紙コップなどを使って音のブルブルに触れたり、ブルブルの様子を見たりしました。
 読み聞かせは、どちらの本も図書館の方に読んでいただきました。また、資料として「振り返りシート」と「参考図書リスト」(綾瀬市立図書館蔵書)を配布しました。

瀬市立図書館読み聞かせ講座「科学絵本っておもしろい(入門編)」

【日時】2月2日(日)10:30~11:30
【場所】綾瀬市立図書館
【読んだ本】『みずたまレンズ』今森光彦 作(福音館書店)
【内容】科学絵本と物語絵本の読み聞かせの違いや、どんな科学絵本があるかを紹介しました。そして、実際に、よもあそをする時のテーマの決め方やプログラムの組み方を説明しました。最後に、『みずたまレンズ』を使ったミニ工作をしました。

2025年2月1日土曜日

よもう!あそぼう!かがくの本  「まめ―たべものになったタネ」

【日時】2025年1月26日(日)10:30〜11:30
【場所】東久留米市中央図書館2階多目的室
【読んだ本】『だいずえだまめまめもやし』
      こうやすすむ 文 なかじまむつこ 絵(福音館書店)
ダイズの観察
【内容】ちょうど寒の時期であることや節分も近いので、大豆を中心に、味噌づくり体験を組み込みました。まず、食用のまめも、植物のタネであること、タネには発芽のための栄養が蓄えられていることを理解するための観察からはじめました。
①植物としてのダイズ
<観察>大豆(乾燥・水でもどした豆)・枝豆(冷凍品を解凍)・まめもやし(まめの子葉と芽になる部分の確認・実の中の豆の様子とへそ)・ダイズ(植物として全体像をドライ標本で見る)
味噌づくり
もみもみ味噌づくり♪
 つぎに、まめは人間の食物となり、たんぱく質などの栄養があることを、身近な加工食品の多いダイズを使って、「観察・本・体験(みその仕込み)」で理解するワークをしました。
②食物としての大豆
(観察)みそ・豆腐・豆乳・きなこ においや形態など
(体験)味噌づくり~食品パックにいれた煮大豆をつぶし、そこに生麹と塩をまぜてから投入し、さらにまぜる

 みその仕込みのプチ体験は楽しく、興味深いようでした。食べものなので持ち帰らず回収したのですが、どの子も名残惜しそう・・・でした。おみやげに、節分の豆と、絵本と同じように大豆を10粒を配布しました〜!

【次回】2025年3月16日(日)10:30〜11:30
 東久留米市西部地域センター(滝山図書館)にて
「みずたまレンズ」